今さら聞けない!フレッツ光とは

フレッツ光とは、日本を代表する通信会社であるNTTが提供している光回線を使った高速通信サービスとなっています。

NTTでは固定回線の高速通信サービスとして、むかしはISDN回線を使ったものを普及させていました。

しかし、今から20年から30年以上前からは次世代通信網として、光ファイバーを全国に張り巡らせる設備投資を積極的に行っています。その結果として、都市部を中心に光ファイバー網が整備されていくにしたがって、家庭などの固定回線として光回線のインターネット接続サービスを提供するようになっています。

この光回線のインターネット接続サービスをNTTではフレッツ光と名付けて、個人や法人向けに販売をするようになりました。光回線の特徴としては光ファイバーを使った通信となっているために、従来の10倍から100倍といった通信速度が出ることが挙げられます。

そのように超高速通信が実現できると、家庭でのインターネット環境は一変をするようになっています。従来の電話回線を使ったADSLでは大きいデータをダウンロードする時には、かなりの時間が掛かってしまうことが起こっていました。

しかし、光回線になると大きいデータでもダウンロード時間は、数分ですんでしまうようになってきます。

また、高画質の動画を見る時もADSL回線では動画の再生までに時間が掛かったり、動画が途中で止まってしまうことが起こっていましたが、光回線では高画質の動画であっても、再生はスムーズに行われることになってきます。このようにフレッツ光に従来の回線から変更すると、大きなメリットが出てくることになります。

それでも、光回線は当初は都市部しか取扱いがなく、地方などへ住んでいる人は光回線へ変更することができない状況が起こっていました。

また、都市部においても、当初の光回線サービスの通信料金はADLに比べると割高となっていたために、急速には普及が変更が進まない状況が出ていました。そこで、NTTでは光回線の普及を促すために、光回線への変更時の工事費を無料にしたり、数カ月の通信料金を無料にするなどの施策が取られています。

毎月の通信料金も徐々に引き下げる動きが出て、ADSL回線との料金差は縮小していくことになります。その結果として、家庭などでADSLを使っていた人がフレッツ光へ加入する移行が起こるようになっています。

NTTでは近年、光ファイバー網を地方の田舎の方まで整備することが完了してきています。このように光回線が整備された地域が広がっていったことも、光回線の加入者を増やす要因となっています。

しかし、今から5年程度前になると、各家庭などでのADSLなどから光回線への移行が一通り進んでしまったことで、加入者が鈍化する傾向が出てきています。

それでも、NTTではこれまでに全国に光ファイバー網を整備するために多額の設備投資を行ったことから、単独で光回線事業を展開していくことを決めています。近年においては、光回線の2年契約を行った人に対しては、月の通信料金を割り引く料金体系も導入されています。

その結果、光回線の月の通信料金はADSLとは1000円程度しか違わないぐらいまでになっています。

しかし、ここ5年程度がスマートフォンの普及があり、固定回線の契約は依然として伸び悩む状況が続いています。そこで、NTTは自社で独占してきた光回線事業を転換することを決めています。去年からは今までフレッツ光としていた光回線を他のプロバイダへ卸売りをすることしています。

この他社への光回線の卸売りを行うサービスを光コラボとして、NTTでは光事業を各プロバイダと協力する方向へ転換をしています。各プロバイダでは光コラボによって、自社で光回線のサービスのすべてが展開できるようになっています。

また、各プロバイダでは光回線の通信料金全体を今までよりも引き下げる動きが出ています。さらにモバイル通信サービスも提供していうプロバイダでは、スマートフォンと光通信とのセット割を実施するようになっています。

このような各プロバイダの新しい戦略によって、光回線の普及は再び増えていく状況が生まれてきています。その結果として、今まで使われていなかったフレッツ光の通信網が有効に使われるようになる状況が生まれています。各家庭においても光回線があることで、スマートフォンやタブレットのwifi接続ができるようになり、高速の通信ができるメリットが生まれています。

今後はさらに光回線が各家庭に普及していくことで、IoT時代が来た時に通信障害が起こり難くなるといったメリットが出てくることが期待できます。また、光回線があることで各家庭では、遠隔医療が可能になったり、自宅で授業を受けるといったことが可能になってきます。このように日本で光回線が普及することは、将来にとっては計り知れないプラスの影響を及ぼす可能性があると考えます。

フレッツ光ならではの強み

インターネットを繋げる際、回線事業者をどこにするかによって、サービスの内容がぜんぜん違うことをご存知でしょうか。安さが売りであれば、通信速度は遅め。逆に安価ではないけれども、通信速度には自身があるというふうに、それぞれが自社の持ち味を武器に顧客を争っているのです。

フレッツ光は、そういった意味では万能型になります。さすが大手だけあって、サービスは多岐にわたっています。たくさんのプランがあって選べないという人には、用途を打ち込むことで自動で判断してくれる機能が公式サイトにあり、操作が苦手な人には、直接電話応対もしてくれます。光回線を引く場合、自宅、部屋に光ファイバーが通っているかどうかも気にしなければなりません。しかしフレッツ光なら、住所を打ち込めば自動的に光に接続できるかどうか、判断してくれます。もし通っていなくても、工事にかかる時間はそれほど多くありません。

更に、フレッツ光と契約することで得られる多くの特典は、他者にはないサービスだけあって、人気の秘訣になっているようです。キャンペーンによりますが、時期によってはテレビ、パソコン、ゲーム機などが契約することでもらえます。さらにプランによっては割り引きも可能で、料金まわりの丁寧さは他の追随を許さないといった感じ。まさしくインターネット事業の王様といったところでしょうか。

さて、肝心の回線について、フレッツ光の特徴を書いておきます。まず速度に関しては申し分ありません。どのプランであっても十分に高速です。具体的な数値は200Mbps~1Gbpsほど。200Mbpsであっても、決して低いというわけではなく、普通にネットサーフィンするなら十分すぎるくらいで、例を挙げるなら、動画検索サイトなどでフルハイビジョンの動画を見るときに、200Mbpsあれば不満なく見られることでしょう。1Gbpsは、現代の回線では最も速い部類の速度に入ります。一般の家庭で、安い料金で使用できる上限の速度が1Gbpsです。さすがに1G(1000M)というだけあって、速度は破格です。まさしく爆速といった表現がふさわしいくらいに快適で、最新の3Dゲームをオンラインで楽しみたいといった人は、迷わずにこのプランを選択するべきです。

インターネットをしているときにもうひとつ気になるのが、回線の安定具合です。いくら回線速度が速くとも、周りの電子機器、壁などで電波が途切れてしまい、ぶちぶち切れてしまうのではいただけません。安い回線事業者を利用したときに、稀にこうしたことがおこります。繋がりはするけれども、不安定で使いものにならない。これはプロバイダー選びにも言えることですが、やはり安定しているかどうかは快適なインターネット生活には欠かせないポイントです。

回線の安定性をはかるときには、有線接続と無線接続の両方で安定しているかどうかをはかります。まわりに電子機器があったとき、影響が出やすいのが無線、有線接続の場合は、LANゲーブルを長くとっても安定しているかどうかを見ます。有線接続でも一応まわりに電子機器を置いてみて、影響があるかないかを調べるのですが、フレッツ光が出している最近のプランであれば、どちらもまったく問題ないようです。なぜ最近のプラン限定かというと、やはり旧式のプランは現役でインターネットをばりばり使いたいといった人向けではないので、多少影響があるとのこと。しかし気になるというほどでもないので、料金と相談してプランを決めるのが吉でしょう。

最後に、あまり注目されていませんが、フレッツ光ではオンラインストレージのサービスも行っています。これは契約者なら誰でも利用することができ、最大で1000GB、法人向けのサービスなら5TBものデータが保存しておけます。IDとパスワードさえあればどの端末からでもアクセスが可能なので、普段からデータの出し入れを頻繁に行っている人や、パソコンの容量を気にしている人などにはありがたいサービスとなっています。

このように、回線事業者ひとつをとっても、様々なプラン、利点があります。使えれば何でもいいといえば確かにそうなのですが、日常的に使うものである以上、ストレスなく使いたいと思うのが人間の心情。せっかく契約して、工事も終わってから問題に気づいて、高い違約金を払って契約しなおしなどということになれば、お金、時間、体力を消耗してしまいます。だからこそ、事前に会社ごとのプランをしっかり見比べて、自分の使い方に合った会社と契約することが大事なのです。少し苦手だと思っても、我慢して情報を得ることは、絶対に損にはなりません。

安定した回線、高速度の通信、最安値ではないけれど、いろいろと便利なオプションが選べるサービス。情報化社会と言われる現代、スピードに特化した回線を選ぶのは、ある意味では最も賢い選択だと言えるでしょう。"

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